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開発途上国向け石炭の同時脱硫脱灰プロセスの開発

Research Project

Project/Area Number 07263237
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

上山 惟一  大阪大学, 基礎工学部, 教授 (10092149)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松方 正彦  大阪大学, 基礎工学部, 助手 (00219411)
Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Keywords脱硫 / 脱灰 / カラム浮選 / フィルム浮選 / 精炭回収率 / 脱灰率 / パイライト
Research Abstract

内径27mmの小型カラム浮選器および内径80mm、高さ1850mmの大型カラム浮選器を用いた浮選結果、および石炭粒子の表面疎水性の評価手法であるフィルム浮選法による測定結果を比較検討した。いずれのカラム浮選装置において、特に工夫した気泡発生装置を用いて直径2mmの一定した大きさの気泡を塔底で均一に分散して発生させた。石炭粒子としては75μm以下の、イリノイ炭、エンシャム炭および大同炭を用い、気泡安定化剤としてメチルイソブチルカルビノール、石炭の疎水性強化剤としてケロシンを用いた。
小型カラム浮選器による実験結果によると精炭回収率、脱灰率の序列は共に大同炭>エンシャム炭>イリノイ炭であり、脱パイライト率はエンシャム炭>大同炭>イリノイ炭であった。フィルム浮選結果から、石炭粒子の疎水性の強さは大同炭>エンシャム炭>イリノイ炭であり、これは精炭回収率および脱灰率の序列と一致した。
大型カラム浮選装置による実験では、空塔速度0.66,1.99x10-2ms-1および塔高1.25、1.85、2.15mについて検討した。塔頂から精炭を所定の時間に一定時間採取後、その重量、灰分を測定し、炭素質、灰の浮選速度の経時変化を求めた。ガス空塔速度が小さい場合、精炭中の灰の含有率の経時変化は小さいが、高空塔速度の場合、時間の経過に従い精炭中の灰の含有率は増加した。ガス空塔速度が大きいと、気泡下部のウェークと共に上昇した固形分が、そのままフロス層に取り込まれるものと考えられる。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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