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イノシトール輸送体のNa駆動部の構造と機能の解析

Research Project

Project/Area Number 07276205
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionAkita University

Principal Investigator

田島 陽太郎  秋田大学, 医学部, 教授 (30049796)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Keywords水チャンネル / C1^-チャンネル / Na / ミオイノシトーリ共輸送体 / WCH-CD / AQP3 / MIWC / pIC1n / C1C-K1
Research Abstract

1.SMIT分子内部の他の蛋白と類似性が極めて低い配列51残基ペプチドを抗原とした抗SMIT抗体を用いてラット腎内のSMITを検索した.
2.抗SMIT抗体は蛋白を4種検出した.76kDaと57kDaのものが細胞表面膜に、66kDaと47kDaのものがミトコンドリアと可溶分画に存在していた.66kDa蛋白が特に多く、極めて少ない76kDa蛋白は表面膜に局在していない考えられた.
3.腎に存在する3種の水チャンネル(WCH-CD、MIWC、AQP3)について、抗ペプチド抗体を作成し、抗原チャンネルを検索した.WCH-CDについては47kDa、MIWCについては46kDa、AQP3につては31kDaの蛋白がそれぞれ検出された.この値はAQP3を除いてはcDNAからの推定値により14-18kDa大きい.3種ともミトコンドリア分画に検出され、表面膜分画にはほとんど検出されなかった.
4.腎に存在する2種のC1^-チャンネル(C1C-K1とpIC1n)について、抗ペプチド抗体を作成し、抗原チャンネルを検索した.C1C-K1については36kDa、pIC1nについては50kDaの蛋白が検出され、この値はcDNAからの推定値と著しく異なった.C1C-K1はミトコンドリア、細胞表面膜、可溶分画の全てに検出され、可溶分画が最多であった.pIC1nはミトコンドリアと細胞表面の双方に検出されたが、主にミトコンドリア分画に存在し細胞表面には微量しか存在しなかった.
5.以上の結果は各輸送体、チャンネルについてmRNA翻訳後の著しい修飾・加工の存在を強く示唆し、同時にミトコンドリア内外での浸透圧差拡大に対するミオイノシトール、水、C1^-の輸送の存在を示唆した.

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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