生殖細胞の発生と分化に特異的発現をする遺伝子の解析
Project/Area Number |
07283212
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
西宗 義武 大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (80029793)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
仁科 行雄 横浜市立大学, 助教授 (00201690)
田中 宏光 大阪大学, 微生物病研究所, 助手 (10263310)
岡部 勝 大阪大学, 微生物病研究所, 助教授 (30089875)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
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Keywords | 精細胞 / 分化 / ノックアウトマウス / Calmegin / 精子形成 / 受精 |
Research Abstract |
我々は精細胞の分化メカニズムを理解するため、精巣分化時期に特異的発現をする遺伝子を順次クローニングし、その機能について解析を加えることで精子形成過程を解析している。さらに、それらの遺伝子をノックアウトしたマウスを作成し、それらがコードする蛋白質の生体内機能についての解析を行っている。まず、パキテン期精母細胞から初期精子細胞までの精細胞を特異的に認識するモノクローナル抗体(TRA369)を分離した。この抗体を用いてこの分化段階にのみ発現が認められるcalmegin(精細胞分化時期特異抗原)のcDNAを分離し、その特異的発現を制御する遺伝子領域の解析をトランスジェニックマウスを作成することによって行った。さらにこのcalmegin遺伝子を欠損したマウスを作成した。この変異マウスのヘテロ同士の掛け合わせによりホモ欠損マウスを得、その表現型について解析中である。既に、このホモ欠損オスマウスは、見掛け上は正常な精子を形成するにも関わらず不妊であることを確認しており、その詳細についても検討中である。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)