Project/Area Number |
07354007
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Meteorology/Physical oceanography/Hydrology
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
山形 俊男 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (50091400)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
柳 哲雄 愛媛大学, 工学部, 教授 (70036490)
淡路 敏之 京都大学, 理学部, 助教授 (40159512)
杉本 隆成 東京大学, 海洋研究所, 教授 (40004428)
平 啓介 東京大学, 海洋研究所, 教授 (50013579)
竹内 謙介 北海道大学, 低温科学研究所, 教授 (00107450)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
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Keywords | GOOS(世界海洋観測システム) / OOSDP(海洋観測システム開発パネル) / GOOS小委員会 / 気候変動 / 海況サービス / 沿岸域管理 / 海洋の保全 / 海洋生物資源 |
Research Abstract |
世界海洋観測システム(GOOS)は、地球上の生命を形成し、維持、発展させてきた地球の3/4を占める海洋を深く理解し、これを保全するとともに有効に活用し将来の人類の繁栄をはかることが主要な目的であり、次の5つの主要な課題、1)気候変動、2)海況サービス、3)沿岸域管理、4)海洋の保全、5)海洋生物資源、によって構成される。GOOSには加えて研究、サービス、予測の3側面がある。こうした国際的な要請に応えるために、日本学術会議海洋科学研究連絡委員会のGOOS小委員会との連係のもとで、OOSDP(海洋観測システム開発パネル)の最終レポートを参考にして我が国の長期的プランを策定する会合をもった。1)気候変動、2)海況サービスについては研究代表者が中心となり札幌において3日間にわたり関連研究者および現業官庁の代表者による研究討論および我が国の長期的プランに関する報告書の原案作成を行った。3)沿岸域管理、4)海洋の保全については研究分担者の柳が中心となり、松山で同様の研究会を持ち原案をとりまとめた。5)海洋生物資源については杉本が中心となり関連研究者および現業官庁の代表者をあつめ函館において研究会を催し、原案をとりまとめた。また関連研究者は随時意見交換のために相互の訪問を行い意見の調整をはかった。この方式は当初予定したものと若干違っているが、多忙な構成メンバーの限られた時間をより効率よく活用するうえで効果的であった。こうしてつくられた最終案は現在、研究代表者がとりまとめ報告書として編集中である。完成までにまだ若干の日数を要するが、学会時などに広く配布し、より広範な意見をもとめて長期的に改訂してゆくための土台とする予定である。また国際会議等で資料としても役立つように英語版も用意する準備を進めている。
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