Project/Area Number |
07354008
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Space and upper atmospheric physics
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
藤井 良一 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 教授 (00132712)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小川 忠彦 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 教授 (60271607)
野澤 悟徳 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 助手 (60212130)
上出 洋介 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 教授 (60113099)
松浦 延夫 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 教授 (90209495)
國分 征 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 教授 (00011502)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
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Keywords | EISCATレーダー / スヴァールバルレーダー / オーロラ帯 / ポーラーキャップ / ISレーダー |
Research Abstract |
本研究課題の目的は、平成8年4月以降に予定されたEISCATレーダ科学協会への正式参加・加盟に備え、国内の広範な分野の研究者・有識者を集い、(1)広範な分野を結集した国内の研究組織及び態勢、(2)取り組むべき実験計画、(3)EISCAT科学協会の一員としての対応等について具体的な検討を行い、国内および国際的に日本として責任ある対応を行うための研究組織(パネル)を早急に立ち上げることであった。 EISCATレーダで実施される研究領域は、太陽風から地球磁気圏・電離圏・熱圏、中間圏・成層圏・対流圏までの広い範囲に及び、さらにヒ-テイング実験による理論的研究も含む。これらの研究課題を有効に推進するためには、すべての関連ある研究者が集まり議論を行うことが必須である。本課題により、太陽風、磁気圏物理、電離圏物理、中性風・熱圏、中層・低層大気、ヒ-テイング実験、モデリング、レーダー・地上同時観測、レーダー・飛翔体(ロケット、人工衛星)同時観測、他の大型レーダとの協同観測関連等の研究者により幅広い検討を行った。 検討・準備を行うための大きな会合を2回開催した。第1回会合では、分担者を含むより多くの研究者による問題点の洗いだし、それに対する検討・議論を行った。この会合において国内の態勢・組織についての基本的な合意を得ることができた。第2回目の会合では、第1回目の検討・合意を受けて、分担者を中心として更なる検討・議論を行った。特に、組織を発足させることについて詳細に議論した。また、これまで中心となってスヴァールバルレーダー計画を推進してきた太陽地球環境研究所と、レーダー建設予算が認められた国立極地研究所との間の協力体制・役割分担についての議論も行った。 本研究課題は、来る平成8年4月に実現する日本のEISCAT科学協会加盟のための国内体制の整備に、大きな貢献をしたと考えられる。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)