Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
広澤 春任 宇宙科学研究所, 教授 (50013644)
荒井 郁男 電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (90017400)
山田 松一 東京工科大学, 情報通信工学科, 教授 (00267501)
関根 松夫 東京工業大学, 総合理工学研究科, 助教授 (50016680)
小倉 久直 京都大学, 工学部, 教授 (50025954)
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Research Abstract |
従来,「画像化センシングにおける信号抽出・雑音低減」に関する国際シンポジウムとして開催されてきたISNCR[International Symposium on Noise and Clutter Rejestion for Radars and Imaging Sensors]に関して,問題点を議論し,その問題を残さない形で次回のシンポジウムを企画することを目標とした. 幹事会での討論や,研究班メンバーからの聞き取りにより,幾つかの問題が指摘された. 本来の趣旨は,分野を異にする研究者が,画像を対象として,そこからの信号抽出や雑音低減の考え方,手法を討議することにより,一方で確立した技術の他方への移転,同様の問題へのアプローチの仕方等の意見交換を通じて種々の学問領域で研究の推進,活性化を図ることであった.現実には,参加者,論文数が多く,分野毎の並行セッションを構成せざるを得なかったため,分野を越えた討論に至らず,趣旨が活かされていない. 開催する国際シンポジウムにおける課題抽出,運営の予行演習を兼ねて,「画像化センシングにおける信号抽出と雑音低減」に関するワークションプを開催し,研究班メンバーの研究発表,および外部の講師による講演を行った.さらに,研究打ち合わせ会議で,望ましいシンポジウム開催形態についても討議した.その場の結論としては,本ワークショップと同様,同じ問題意識を持つ研究者の集まりで,実質的な討論ができることが重要で,人数を多く集めてお祭り的にすることは避けるべきであるとの結論に至った.それに相応しい規模,共催,協賛学会などを選定すべきであるとの指摘もなされた. 実際に国際シンポジウムを企画するには,まだ,多くの問題があり,研究班メンバーが協力して有意義なシンポジウムとすることで一致している.
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