Project/Area Number |
07355010
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Town planning/Architectural planning
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
高橋 鷹志 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (20024234)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
門内 輝行 早稲田大学, 理工学部, 助教授 (90114686)
西出 和彦 千葉工業大学, 工学部, 助教授 (80143379)
舟橋 國男 大阪大学, 工学部, 教授 (50029203)
乾 正雄 武蔵工業大学, 工学部, 教授 (50016648)
南 博文 九州大学, 教育学部, 助教授 (20192362)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 1995: ¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
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Keywords | 環境行動デザイン研究 / 住環境 / 住環境教育 / 生活の質 / アクション・リサーチ / 環境移行 / 環境資源 |
Research Abstract |
■研究会の概要 研究会及びワーキングを開催し、各委員それぞれの立場から以下の項目に関して報告があり、討議を行った。 1.環境行動デザイン研究、及びそこからみた都市居住環境の問題と課題 2.環境及び環境行動(人間と環境の関係)の質・価値をとらえる概念と方法論 3.住環境形成へ向けての具体的な方法論 同時に、現在行われている様々な住空間デザイン方法との対比を通じて、これらの項目の取り組むべき問題(研究課題)について各委員の間で、議論・検討が重ねられた。 ■研究成果の概要 以上の討議より、現在の住空間デザイン方法において、以下のような点が不十分であることが明らかになり、居住者個人個人にとって真に豊かな住空間・居住環境を作りあげていく上で、今後の重要な課題であることが認識された。 ・環境行動の視点からの生活環境の構造と質の解明 ・住環境に関する価値・情報を共有する方法論 ・住環境計画・設計における居住者・研究者・設計者のあり方 ・住環境を運営していく方法論 さらに、重点領域研究応募の準備として、それぞれの項目についてどのような点が解明されるべきかの議論が繰り返され、具体的な問題群に整理された。 また、これらの課題を解決し、住空間の質を向上させていくためには、これまでのような各専門分野個々からのアプローチではなく、人間と生活環境の関係に重点を置いた環境行動研究のパースペクティブを基礎とした、人文・社会科学など広範な分野の共同によるアプローチが必要であることが分かった。
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