Project/Area Number |
07355021
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
無機工業化学
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
横尾 俊信 京都大学, 化学研究所, 教授 (90158353)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 啓司 北海道大学, 工学部・応用物理学科, 教授 (20002313)
河村 雄行 東京工業大学, 理学部・地球惑星学科, 教授 (00126038)
細野 秀雄 東京工業大学, 工業材料研究所, 助教授 (30157028)
前川 尚 愛媛大学, 工学部・応用化学科, 教授 (50000873)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | 高温融体テクノロジー / 無機材料の新合成プロセス / 高温化学反応 / 融体構造 / 高温融体設計 / 計算機シミュレーション |
Research Abstract |
本総合研究(B)『無機融体化学の新展開』の研究班員の半数は、産官学から成る『ガラスプロセス研究会』を前身とする研究会のメンバーであり、この構成員にさらに高温融体関連の研究を行っている分野の異なるアクティブな若手研究者を加え、無機高温融体に関わる基礎的現象を解明し、実際の材料製造およびプロセスの開発に重要な科学的基盤を提供することを目的として研究組織を構成した。本調査・研究を遂行するために、次の7つの班を設置した。 (1)融体の化学 (2)融体の構造 (3)融体の物性 (4)融体の高温反応 (5)融体の化学工学 (6)融体のシュミレーション (7)融体の応用プロセス これら各班のリーダーと事務局で構成される総括班で全体をまとめた。第1回目の総括班会議を5月に開催した。そこでは、各研究班毎の分担者および研究方針を研究方針を決定すると共に全体の研究計画を明確にした。 さらに、京都くに荘において第1回全体会議、第2回総括班会議を開催した。全体会議においては各班が各研究テーマについて行なった研究成果・調査結果を発表し、さらにそれをベースにして重点領域研究への発展させるためには、共同研究として何が不足しているかを厳密にチェックした。2回目の総括班においては、全体会議での検討結果に基づいて研究成果報告をまとめ、さらに重点領域研究へと推進していくために必要な事を整理し、細心の検討を加え、必要な組織の基盤整備について十分議論した。 その後、研究分担者全員に対して全体会議での成果を踏まえて、無機融体化学の体系化された科学的基盤の確立を目指して各研究者がどのような成果をあげ、どのような寄与ができるかをアンケートにて調査した。その結果及び全体会議での検討結果を総合して、重点領域研究の組織及び研究内容を再吟味し、その結果について第3回総括班会議にて最後の検討をおこなった。その結果を踏まえて、重点領域研究の申請書の作成を行った。 重点領域名はあくまで高温融体を取り扱う工学プロセスへの貢献を目指して『高温融体テクノロジー-無機材料の新合成プロセスを目指して』とした。研究班は総合研究(B)の7班から研究の目的をより明確にするために以下の4班に減らした。 (1)融体の高温化学反応、(2)高温融体のその場測定法の確立、(3)高温融体設計と物性シミュレーション、(4)高温融体応用の新規プロセスの探索
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