Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
篠崎 温彦 東京都臨床医学総合研究所, 薬理, 部長 (20109945)
高橋 道人 国立衛生試験所安全性生物試験研究センター, 病理部, 部長 (30080005)
菅野 盛夫 北海道大学, 医学部, 教授 (00109422)
井村 伸正 北里大学, 薬学部, 教授 (70012606)
土井 邦雄 東京大学, 農学部, 教授 (70155612)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Research Abstract |
本研究の目的は、毒科学の研究活性化とレベルアップを企図して、毒科学会学術研究推進運営委員会の協力の上に毒性学、薬理学、分子生物学の研究者が一堂に会し、細胞障害・細胞死を分子レベルで理解することにより、これが毒性学・創薬に応用可能であるという共通認識を確立することであった。 まず平成7年9月5日,東京大学山上会館において,5名のシンポジスト(アポトーシス関連2題,薬物代謝1題,神経細胞死1題,行政関連1題),及びスエ-デン・カロリンスカ研究所から来日中のSten Orrenius教授を招待講演に招き(演題「カルシウム誘発細胞死の最近の知見」),シンポジウムを開催し,同日,班会議をもった. また,平成8年1月30日には,大阪千里ライフサイエンスセンターにおいて,5名のシンポジスト(アポトーシス関連3題,薬物代謝関連1題,金属毒性1題)を招いてシンポジウムを開催し,班会議を行った.両シンポジウムにおける議論や,その反響,更に,班会議その他における班員間の議論の過程で、新しいトキシコロジーのトレンドを創出する必要性,広い分野の研究者を啓発し,大きな研究の流れを形成する必要性は,非常に重要かつ緊急性を有するとの共通認識が得られ,重点領域研究として発展させるべきであるという結論に達した.そこで,今回の研究代表者,長尾択を申請代表者とし,班員菅野盛夫及び班員外から遠藤仁(杏林大医)の2名を班長として班構成し,平成9年度発足重点領域申請書「細胞障害の分子機構-トキシコロジーの新展開-」としてまとめ,申請を行った.
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