情報ス-パハイウェイ環境に適した超分散マルチメディア情報ベースシステムの検討
Project/Area Number |
07358003
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
計算機科学
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
喜連川 優 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (40161509)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉川 正俊 奈良先端大学院大学, 情報科学研究科, 助教授 (30182736)
横田 治夫 北陸大学院大学, 情報科学研究科, 助教授 (10242570)
北川 博之 筑波大学, 電子情報工学系, 助教授 (00204876)
清木 康 筑波大学, 電子情報工学系, 助教授 (10169956)
三浦 孝夫 産能大学, 経営情報学部, 教授 (00219586)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | 情報ベースシステム / マルチメディア / 超分散処理 / 情報ス-パハイウェイ |
Research Abstract |
本研究ではデータベース研究者を中心としてネットワーク研究者と協力し、次世代情報ス-パハイウェイ環境下での新しい情報ベースシステムアーキテクチャの確立と新しいアプリケーションの解明の為に、いかなる共同研究をすべきか、その計画を立案することを目的とする。 各研究者それぞれの研究バックグランドに基づき、次世代情報ベースのシステムアーキテクチャに関し調査をすると共に、独自の考えをまとめ、以下のごとく、四回の研究打ち合せ会(それぞれ2日間)を開催した。 ・第一回研究打ち合せ回(8月):並列計算機アーキテクチャ研究者より現在の技術動向について報告を受けると共に、次世代の情報ベースサーバとしての要件、とりわけ、大規模データを格納する為の記憶アーキテクチャについて検討するとともに、高速ネットワーク駆動系に関する検討を行なった。JPNIC事務局代表を努める研究者より、インタネットにおけるデータベースサービスに関する現状報告を受け今後の姿に関して検討した。 ・第二回研究打ち合せ会(10月):マルチメディアデータベース研究者より現在のマルチメディア情報サービスの現状ならびに今後の研究動向について報告を受け次世代情報ベースシステムでの取り扱いを検討した。画像、音声それぞれ別の研究者により報告を受け、その融合についても行なった。知識探索の研究者よりノレッジマイニングに関する研究動向について報告を受けると共に、エージェントによる情報探索アプリケーションの方向性について検討した。 ・第三回研究打ち合せ会(12月):システムソフトウェアの研究者より、現在のオペレーティングシステムの研究動向について報告を受け、レイテンシ保証をおこなう動画情報の取り扱いと、そのOS支援機構に関して検討を行った。 ・第四回研究打ち合せ会(2月):情報検索システム研究者より、現在のWAISに代表されるような全文検索型の情報検索技法に関して現状の研究動向について報告を受けると共に、ユーザシソ-ラスの構成法、ネットワークブローカの役割について検討を行なった。次世代情報ベースシステム構築の為の方法論を確立すべく、その研究形態について検討する。各研究者の積み上げてきた研究成果を持ちより、情報ベースシステムの実装と新しい情報検索アプリケーションの実験を行なうには如何なる協力体制をもち、どのような共同研究が望ましいか詳細に検討した。構想の最終的な取りまとめを行ない、報告書を作成した。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)