Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
外山 敬介 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (90090505)
彦坂 興秀 順天堂大学, 医学部, 教授 (70120300)
小野 武年 富山医薬大, 医学部, 教授 (50019577)
木村 實 大阪大学, 健康体育部, 教授 (40118451)
吉澤 修治 東京大学, 工学部, 教授 (90010959)
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Research Abstract |
実験的神経科学と計算論的神経科学の二つの領域に属する研究者が緊密に連絡しつつ,脳が行う高次情報処理の機能原理を検証するためには,いかなる研究戦略が必要であり,いかなる研究手法が適切であるかを検証した.また最近進歩発展の著しい脳機能イメージング法による研究も組み入れることが望ましい情勢にある.そこで,脳機能描画法を専門とする研究者との共同研究も企画した.以上により,ヒトの精神活動も視野に入れた,高次脳機能の統合的なシステム的研究を企画した. 3回にわたる研究討議会のために,研究代表者・研究分担者が集合し,研究戦略検討会議に於いて,高次脳機能解明のための研究戦略を検討した. 特に実験的神経科学の研究者と,計算論的神経科学分野の研究者が,どこの研究室で,どのようなテーマで,どのような共同研究を行うことが可能かつ有意義かを検討する.次に,それらの共同研究の具体的な有用性について,技術的検討を行った. 次の段階として,研究者が互いに他の分担者を訪問し,実際の研究の現場を調査するばかりでなく,研究そのものを体験し,一部に於いては共同研究の一部をテスト的に試みる.その結果をフィードバックしつつ,再び研究の戦略と具体的手法の検討を行った. さらに,機能的MRI法やPET法を用いた研究施設を訪問し,その分野の研究者と交流しつつ,共同研究の戦略と具体的な方法について調査し,検討した.
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