Project/Area Number |
07451084
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
History of Europe and America
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
柴 宜弘 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50187390)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安岡 治子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (90210244)
中井 和夫 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (40188868)
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Project Period (FY) |
1995 – 1997
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
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Budget Amount *help |
¥5,700,000 (Direct Cost: ¥5,700,000)
Fiscal Year 1997: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 1995: ¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
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Keywords | 東欧 / バルカン / ソ連 / 少数民族 / 連邦制 / 伝統社会 / ロシア / ウクライナ |
Research Abstract |
本研究はバルカン諸国および旧ソ連の西部国境地域の諸共和国(バルト3国、ウクライナ、ベラル-シ、モルドヴァ)、換言すると、ヨーロッパ周辺地域がかかえる最大の問題の一つである民族・少数民族間題を、それぞれの伝統社会の歴史的な考察を通じて、比較検討することを目的としている。この目的のために、平成7年度はバルカンおよび東欧諸国、旧ソ連の西部諸共和国の伝統社会が持つ共通面と、それぞれの特性の比較研究を行った。平成8年度はそれぞれの伝統社会から生じる民族・少数民族門題の比較検討と現状の把握に重点を置いた。 本年度は、これまでの研究をまとめ上げることを課題としていた。当初考えていた文献が入手できないなどの理由により、研究は思うように進んでいないのが現状である。しかし、この地域の社会と民族を比較研究するなかで、あらためて「国民国家」や国境が所与のものではないことが見えつつある。90年代に入り、ソ連やユ-ゴスラヴィアやチエコスロヴァキアなどの連邦国家が相次いで解体してしまったが、もう一度連邦制について考えてみる必要性も感じている。これらの問題については、「研究成果報告書」で明らかにしたいと考えている。
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