Budget Amount *help |
¥6,400,000 (Direct Cost: ¥6,400,000)
Fiscal Year 1995: ¥6,400,000 (Direct Cost: ¥6,400,000)
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Research Abstract |
1.休眠ホルモン遺伝子発現制御環境要因の解明 本遺伝子はカイコの胚発生の後期に発現すること,この発現は胚発生(催青)を高温(25℃)下で進めることによって誘導されること,低温(15℃)は遺伝子を発現を抑制すること,さらに中温(20℃)保護は誘導能を持たないが,長日処理を組み合わせることによって遺伝子が起こること,が明らかにされた. また本遺伝子は食道下神経節の12個の神経分泌細胞において幼虫4,5令期の盛食期,蛹-成虫発育期の前期と後期においても発現していること,ならびにこれらの発現も催青温度の調節下にあることを明らかにした. 2.休眠ホルモン分泌制御の解明 脳が食道下神経節神経分泌細胞での本ホルモン遺伝子発現調節を積極的に行っていること,脳の調節作用が神経活動によるものかあるいは神経分泌物質によるものかについては結論を得るまでには到らなかった.
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