生体内留置型近赤外生体分光測定用光ファイバーの開発-肝臓外科・移植外科への応用
Project/Area Number |
07557087
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Research Category |
Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Digestive surgery
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
田中 明 京都大学, 医学研究科, 講師 (00240820)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平尾 佳 大塚電子株式会社, ME推進プロジェクト, 研究員
澤村 義巳 大塚電子株式会社, 分光計測グループ, 研究員
森 正昭 大塚電子株式会社, 商品開発部, 主任研究員
山岡 義生 京都大学, 医学研究科, 教授 (90089102)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥6,800,000 (Direct Cost: ¥6,800,000)
Fiscal Year 1995: ¥6,800,000 (Direct Cost: ¥6,800,000)
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Keywords | 近赤外光分析 / 移植外科 / 肝臓外科 / 光ファイバー |
Research Abstract |
生体内留置型近赤外光分析用光ファイバーを試作作成し、従来臨床において術中のみしか測定出来なかった分光測定を術後においても可能とすることを目標とした。まず光ファイバーは、当初プリズムを利用した側孔式を予定していたが、光量の減弱に伴うノイズの増加が判明したため直視式とした。さらに生体内への挿入を安全とするために2穴式のアダプターを作成した。このアダプターの光ファイバーの接触部は無菌的にファイバーを肝臓に接触させることを可能とするように滅菌されたシリコン膜にて被覆した。滅菌可能でかつ、着脱容易なファイバーとアダプターの組み合わせにより、肝臓外科術後の患者の腹壁を通して安全な測定が可能となった。実際の生体部分肝移植の臨床測定においては、閉腹時には肝臓ジヌソイド内のヘモグロビンの酸素飽和度はほぼ正常化していても、術後数日間低下することが判明した。以前に血中ケトン体比の測定により、肝臓がその仕事を開始するには再灌流後時間を要することを見いだしたが、今回の測定結果はその事実を再確認するものであった。以上の結果、生体内留置型光ファイバーによる術後測定の肝臓外科、移植外科における応用が可能となり、その臨床的意義が明確となった。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)