モダニティ展開の比較歴史社会学的研究-子ども・おんな・おとこの析出過程を中心に-
Project/Area Number |
07610167
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
社会学(含社会福祉関係)
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Research Institution | The University of Electro-Communications |
Principal Investigator |
森 重雄 電気通信大学, 電気通信学部, 助教授 (80174366)
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Project Period (FY) |
1995 – 1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | モダニティ / 社会学的人間論 / 人間のエートル / モダニティとしての教育 / モダニティとしての人間 / モダニティとしての社会 / 学校化 / 共同体解体 / ネイション・ビルディング / 近代国家 / 地域支配 / 明治時代 |
Research Abstract |
「子ども」「おんな」「おとこ」は、論理的には、その原基となる〈人間〉が、概念的実定性を獲得し、歴史のなかで現実的なものとなることにより、初めて析出的に生成されてくる実定的実体である。本研究では、この〈人間〉が概念としても現実としても成立する人口集合上の「環境設定」を究明した。この〈人間〉を現象させる環境設定のもとに、この原基としての〈人間〉の成立のもとに、初めて「子ども」「おんな」「おとこ」の種別性が析出的に生成してくる。 この検討の結果、西欧に特有の、農村工業に足場を置く「機能的市民」による市民革命により、まず〈人間〉が構築され、そのごの資本主義的産業化のなかで、「子ども」「おんな」「おとこ」が種別化されてゆく契機が明らかにされた。
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Report
(3 results)
Research Products
(9 results)