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チロシナーゼ遺伝子ファミリーと色素細胞の機能進化

Research Project

Project/Area Number 07640817
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 遺伝
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

山本 博章  東北大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (40174809)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 田村 宏治  東北大学, 大学院・理学研究科, 助手 (70261550)
井出 宏之  東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (70022704)
Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Keywordsチロシナーゼ関連タンパク質 / TRP遺伝子 / チロシナーゼ / マボヤ / 脊索動物 / 色素細胞 / クローニング / ゲノム解析
Research Abstract

本研究の目的は、原索動物マボヤチロシナーゼ遺伝子ファミリーの構造を明らかにすることを第一義的な目的とした。特にマボヤチロシナーゼ関連タンパク質(TRP)をコードする遺伝子にイントロンや重複が認められるか否か、をまず解析した。
これまでにクローニングに成功しているマボヤTRPcDNAをプローブにして、EMBL-3ファージに組み込んだマボヤゲノムライブラリーをスクリーニングし、多くの陽性クローンを得ることができた。インサーションを解析したところ、次のことが明らかになった。
1.マボヤチロシナーゼ遺伝子は短いイントロンをわずか一つしか持たないことがすでに我々の研究から明らかになっていたが、まだゲノムの全長に渡る配列解析は完全でないものの、TRP遺伝子にはすでに幾つかの長いイントロンが見つかった。従って、ゲノムサイズが小さいのでチロシナーゼのようにイントロンが少なく、あっても短いかもしれないという予想は事実にあっていないことが分かった。
2.これまでのゲノミックサザン法による解析では、TRP遺伝子には重複が認められないようである。これも重複した偽遺伝子を正常な遺伝子の下流にタンデムに持つチロシナーゼ遺伝子と異なっている。
3.マボヤTRP遺伝子の5'調節領域を含むサブクローンが得られ、現在その配列を解析中であるので、これまで脊椎動物で見つけた保存されているシスエレメントが存在するか否かを推定することがまもなく可能になると期待している。
4.現在当該遺伝子の調節領域を、レポーター遺伝子につないだミニ遺伝子を作成し、マウス色素細胞に導入することで、この調節領域の機能的な保存性を解析しようとしている。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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