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高水圧リリ-フ弁の性能向上に関する研究

Research Project

Project/Area Number 07650225
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Fluid engineering
Research InstitutionKanagawa University

Principal Investigator

浦田 暎三  神奈川大学, 工学部, 教授 (90016452)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Keywords水圧駆動 / リリ-フ弁 / 水圧リリ-フ弁
Research Abstract

水圧による流体駆動を行うために必要となる,リリ-フ弁の性能向上のための研究を行った.従来は水圧源70barで砲金の弁本体,弁座,主弁,案内弁などをステンレスとして実験を行ってきたが,本年度は次のような作業を実施し研究を遂行した.
(1)ポンプを140bar仕様に更新した.(2)140bar及び210Bar仕様に弁本体を設計制作した.弁本体はステンレスに変更した.弁本体には,主弁における2段絞りの効果を見るための圧力センサの取り付けを行った.また案内弁流量と主弁流量とを分離測定するように加工している.圧力設定仕様の変更は案内弁ばねの変更による.(3)案内弁はセラミクス(アルミナ)製およびステンレス製の両方を用意し,それぞれについて実験を行った.
設計製作したリリ-フ弁は圧力オーバライド特性において10パーセント以内隣,通常の油圧用リリ-フ弁と同等に性能である.測定したクラッキング特性は油圧弁の場合よりも良い.これは今回設計した主弁弁座のシートとの接触が2重の面シール構造をとって漏れを止めたことによる.圧力流量特性においてヒステリシスがわずかに見られる画,これおは主弁の摩擦,ばねのと特性が主な原因である.主弁を2段絞りとしたことによりキャビテーション閉塞によるヒステリシスは発生しなかった.以上の実験結果は当初の計画性能を満足する.
実用上は以上のほかに耐久性の試験を行う必要があるが,これは長時間連続運転を要するものであるし,流体中の微粒子によるざらつき磨耗の影響もあるので,今後の課題といえる.

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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