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循環系および運動系の力学的解析に基づくウェイトリフティングの最適訓練法の提唱

Research Project

Project/Area Number 07650293
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Dynamics/Control
Research InstitutionWaseda University

Principal Investigator

梅津 光生  早稲田大学, 理工学部, 教授 (90132927)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 満渕 邦彦  東京大学, 先端科学技術研究センター, 助教授 (50192349)
加藤 清忠  早稲田大学, 人間科学部, 教授 (50063681)
菅野 重樹  早稲田大学, 理工学部, 助教授 (00187634)
Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Keywords単純運動 / 熱画像 / レーザードップラー血流計 / 末梢循環
Research Abstract

ウェイトリフティングを題材とする本研究では,運動負荷に対する循環系の力学応答の情報計測法を確立し,末梢における循環系の特性を工学的に表現することを目的としている.運動負荷の入力情報が瞬発的で明確なその基礎検討として,ウェイトリフティングと同じく,運動負荷の入力情報が瞬発的で明確なダンベルの使用,トレッドミル上での走行,跳躍などの単純運動をまず対象とし,応答特性解析を試みた.
実験では,短時間の運動負荷による小さな変化を測定するために,測定速度・測定精度・非接触性に留意した.体表温度測定には非接触測定が可能なサーモカメラを採用した.センサー部で発生するノイズは,高速な測定速度を利用した断続移動平均法により,測定速度1〔秒〕以下,測定精度が0.1〔℃〕程度の高性能の測定系となった.また,皮膚血流測定にはレーザードップラー血流系を採用した.皮膚血流変化を,測定速度1〔秒〕以下,測定精度1〔ml/min/100g〕程度で採取することができた.
生理学では,皮膚血流量が皮膚温度を制御するとされている.しかし,運動負荷に対する短時間の末梢循環の応答は,その限りではないことが実験結果から明らかになった.このような現象を,温度の違う血流の流入配分に起因するものと考え,皮膚温度と皮膚血流の関係を探った.運動負荷実験の結果,筋温度は鋭いピークで一瞬上昇し,逆に皮膚温は急激に下がってなだらかに回復したのに対し,筋血流と皮膚血流は共に運動負荷中に上昇する傾向を示し,前述の血流流入配分と皮膚温度の関係を裏付けるような結果となった.上記をはじめとする数々の実験を経て,末梢における循環系の,運動負荷に対する振る舞いをある程度把握できるようになったが,最適訓練法を提唱するには,まだ多種のパラメタの変動の相互関係を取得してゆくことが必要であることが同時に確認された.

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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