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大規模電力系統の総合的シミュレーション手法に関する研究

Research Project

Project/Area Number 07650319
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 電力工学・電気機器工学
Research InstitutionKitami Institute of Technology

Principal Investigator

田村 淳二  北見工業大学, 工学部, 助教授 (40171897)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords同期機 / 過渡安定度 / 電力系統解析 / 故障計算 / 相座標法 / バックスイング現象
Research Abstract

本研究において得られた結果を以下に列挙する。
1.相座標法による系統シミュレーションに用いる同期機の相座標モデルを完成した。本モデルには補償電流法により主磁束の磁気飽和が考慮されており、効率的なシミュレーションが行える形になっている。この成果は現在電気学会論文誌(D部門誌)に投稿中である。
2.本研究の目的の一つは同期機の電機子回路並びに系統回路の過渡現象を無視したモデルでこれらの過渡現象の影響を近似的に考慮することであるが、電機子過渡現象によって発生するバックスイング現象が同期機の過渡的挙動にどのように影響するかに関して詳細に検討を行い、その物理的機構、過渡安定度への影響、不平衡故障時のバックスイングの特性を明らかにした。この成果は既に電気学会回転機研究会資料(RM-95-126)により発表し、更に、1996電気機械国際会議(9月スペイン開催)および電気学会論文誌(B部門誌)に投稿中である。
3.相座標法による系統過渡安定度シミュレーションのための基礎理論を完成した。具体的には、上記の同期機のモデルに引き続き、送電線、3相変圧器、3巻線変圧器、負荷の各相座標モデルを導出し、これらのモデルに基づく過渡安定度シミュレーションのアルゴリズムを完成した。この成果を現在平成8年度電気学会B部門全国大会(論文I)に投稿中である。
4.以上で完成した各系統構成要素の相座標モデル並びに相座標法による計算アルゴリズムもとに現在多機系統を対象とした解析プログラムの作成を進めている。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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