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CG再表現によるドイツ表現主義建築の形態分析研究

Research Project

Project/Area Number 07650740
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Architectural history/design
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

杉本 俊多  広島大学, 工学部, 助教授 (00127664)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Keywordsドイツ / 表現主義 / 建築デザイン / コンピュータ・グラフィックス / 形態システム / モデリング / レンダリング
Research Abstract

購入した画像処理設備により建築案、スケッチの三次元データを作成し、CG画像を作成した。表現主義および関連する建築作品の再表現を通して、建築デザインにおける形態構成技法の分析を行った。
1.モデリング問題に関して、構成主義系の建築作品は三次元直交座標系に乗るデータ構造を持ち、形態のシステム化を志向しており、形態の扱い易さをもたらしたと評価された。表現主義系との造形手法の比較のために、ル・コルビュジエ:サヴォワ邸、テラーニ:ダンテウム、グロピウス:バウハウス校舎のデータ作成。対して、表現主義系の建築作品は、反システム化的志向を持ち、また形態構成手法の多様性志向としても評価された。それはCGシミュレーションにおいては、擬似・代替手法を通して複雑なシステム化に至ることがモデル化された。
(1)立体プリミティヴの複合化による幾何学的構成:分析例=B.タウト:「天の家」。(2)平面形態の押し出し手法:分析例=ミ-ス:高層建築案。(3)スプライン曲面=分析例(関連作品として)ル・コルビュジエ:ロンシャン巡礼教会堂。
2.レンダリング問題に関しては、表現主義建築のスケッチが合理的形態と夢想的なイメージの間で調整的な役割を果たすことが確認された。(1)光、ガラスの反射、屈折性、透過性:分析例=タウト:ガスの家、他。(2)ディテ-ルの減少する抽象形態の透視図表現効果、テクスチュア・マッピング効果:分析例=ミ-ス:ビスマルク記念碑、高層建築案、ヘーリンク:高層建築案。
メンデルゾーン等の自由曲面のスプライン曲線等によるCG再表現において、なお研究の余地を残した。
データ作成、基本検討が終わり、原スケッチ等との詳細な比較対照から歴史的分析を行い、研究発表予定。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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