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パルス熱分解法による高品位ポリオレフィン中の極微量構造欠陥の高感度解析法の開発

Research Project

Project/Area Number 07650975
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 工業分析化学
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

大谷 肇  名古屋大学, 理工科学総合研究センター, 助教授 (50176921)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Keywords熱分解ガスクロマトグラフィー / ポリオレフィン / ポリプロピレン / 立体規則性 / 異種結合 / メタロセン触媒
Research Abstract

近年、均一系のメタロセン触媒が新規なポリオレフィンを与えるものとして注目されている。我々はこれまでに熱分解ガスクロマトグラフィー(Py-GC)の手法を用い、低密度ポリエチレンの短鎖分岐の定量や、ポリプロピレン(PP)の立体規則性及び化学反転の定量などを行ってきた。本研究では、メタロセン触媒で重合したポリプロピレンについて同様な微細構造解析を行ったところ、触媒系の差異を反映した興味深い結果が得られた。また、これまでのPy-GCによる立体規則性解析では、定量的な議論はダイアド・トライアドタクティシティーのみにとどまっていたので、立体規則性解析の適用範囲をテトラッド以降に拡張することについても検討した。
PPのパイログラム上のテトラッド以上のタクティシティーの情報を有するヘキサマー以上の領域では、異性体の数も多く、また分子構造によっては炭素数の小さなピークがより炭素数の大きなピークの後に溶出する場合もあるため、通常の検出方法では個々のジアステレオアイソマ-を完全に分離して認識するのは困難である。しかしながら、同一の炭素数の熱分解生成物ごとに質量分析計による選択イオン検出を行えば、それぞれについて予想されるジアステレオアイソマ-に対応するピークがよく分離されて観測される。したがって、これらを解析すればテトラッド以上の立体規則性の解析も可能であると考えられる。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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