遺伝的代謝疾患や癌の遺伝子治療のための新しい遺伝子導入・発現法の開発
Project/Area Number |
07670170
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Pathological medical chemistry
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
中西 真人 大阪大学, 微生物病研究所, 助教授 (10172355)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
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Keywords | 遺伝子導入 / 遺伝子発現 / 膜融合リポソーム / センダイウイルス / 核移行シグナル |
Research Abstract |
1)In vivoにおける遺伝情報の導入・発現活性の検討 本年度は腹腔内に接種したガン細胞をターゲットとして、センダイウイルスを使って作られた膜融合リポソームの遺伝子導入効率を、代表的な非ウイルス・遺伝子導入ベクターであるカチオニック・リポソームと比較した。その結果、膜融合リポソームはカチオニック・リポソームよりも200倍以上の高い効率で遺伝子を導入できることが判明した。 2)In vitro培養系を使った新しい遺伝情報発現系の開発 本年度は、DNAのような巨大分子をどのようにすれば効率よく核の中に輸送できるのかという問題を検討し、これまでタンパク質で解析されてきた核移行シグナル(NLS)のなかにはIgMのような巨大な分子を核内に移行させうるものとそうでないものが存在することが明らかになった。このような質的な差をもたらす原因を今後追求して、巨大分子を核内に輸送できるシグナルを同定する予定である。また今回見いだした活性の高いNLSを使って遺伝子を含んだファージ粒子を核膜にターゲットできることを明らかにした。またセンダイウイルスの遺伝子発現系を使って外来遺伝子を安定に細胞に発現させることを目標に、組換えウイルスの作製条件を検討し、さらに、組換えウイルスゲノム作製のための鋳型DNAや、組換えウイルス粒子を作るための2種のパッケージング細胞の作製を行った。今後はこれらの材料を生かして実際に組み換えウイルスを作製し、その遺伝子導入・発現活性をin vitroおよびin vivoで検討する予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)