• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

大腸上皮細胞の分化と癌化におけるBGP(CD66a)の役割の解析

Research Project

Project/Area Number 07670181
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Pathological medical chemistry
Research InstitutionFukuoka University

Principal Investigator

黒木 求  福岡大学, 医・1生化, 助手 (10131822)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1995: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
KeywordsBGP / CD66a / 細胞分化 / 癌抑制遺伝子 / 大腸上皮細胞 / CEAファミリー
Research Abstract

1. バキュロウイルス/カイコ発現系を用いて調製したBGPリコンビナントタンパクを抗原として,BGPに特異的なモノクローナル抗体の作製を試みた結果,CEAやNCAと交差反応する抗体は得られたが,BGPとのみ反応する抗体クローンは得られなかった.現在引き続きBGPに特異的なアミノ酸配列をもつペプタイドを免疫原としてモノクローナル抗体の作製を行っている.
2. 大腸癌の摘出標本よりRNAを抽出し,BGP特異的なプライマーを用いたRT-PCRを行いBGP mRNAの発現を周辺正常粘膜と比較した結果,癌組織での低下が認められた.
3. in vitroでグルコース非存在下に培養することにより正常大腸上皮細胞に似た形質を獲得するヒト大腸癌由来細胞株HT-29の培養前後のBGPおよびCEAのmRNAレベルでの発現の変化を,RT-PCRにより調べたが,どちらも有意な差は認められなかった.
4. BGPのcDNAを組み込んだpdKCR-neo vectorをHT-29細胞にトランスフェクトし,geneticin耐性クローンを得た.さらに異なる特異性を有するCD66抗体の組み合わせによるflow cytometryによりBGP高発現クローンを選択した.得られたクローンのBGPおよびCEAの発現をRT-PCRにより検討したがやはり有意な差は認められなかった.
5. 以上のように当初の目的はまだ達成されていないが,今後定量性にやや問題のあるRT-PCRの代わりにRNA protection assayを,またBGPに特異的なモノクローナル抗体を用いて解析を行う予定である.

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi