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結核菌がマクロファージ内で増殖中に新たに産生するタンパク質の遺伝子の解析

Research Project

Project/Area Number 07670332
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Bacteriology (including Mycology)
Research InstitutionUniversity of Occupational and Environmental Health, Japan

Principal Investigator

谷口 初美  産業医科大学, 医学部, 助教授 (00037483)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Keywords結核菌 / M. fortuitum / M. bovis BCG / マクロファージ / J774細胞 / タンパク質
Research Abstract

マクロファージ内で増殖中の結核菌が新たに産生する蛋白質のプロフィールの研究を行うため、まず抗酸菌が細胞内へ効率よく取り込まれ、また効率よく増殖する条件を設定する事を目的として以下の実験をした。菌として、病原性の弱い抗酸菌で、遅発育菌、迅速発育菌から1株ずつM. bovis BCGとM. fortuitum ATCC6841を用いた。細胞としては、BALB/Cmouse由来、及び人由来のマクロファージ様細胞であるJ774及びU937細胞を用いた。Lab-Tek chamberにmonolayerに増殖した細胞に、約10^6CFU/wellの抗酸菌を加え、1-1.5時間後食菌されていない菌を2回洗浄し、37℃5%CO_2フラン器で1-5日間培養し、経時的にヒメネツ染色で細胞内での菌の増殖を確認した。抗酸菌は難染色性を示すので染色時間を長くして、抗酸菌の染色を良くした。その結果、J774細胞にM. fortuitum ATCC6841を感染させ、2日培養した場合が最も細胞内での菌の増殖が顕著であった。この時の菌は長い形態を示した。5日培養すると細胞内の菌数だけでなく、細胞外の菌数も増加する事が分かった。この時の菌は短くなっていた。細胞外で増殖した菌については抗生物質処理を検討する予定である。M. bovis BCGの場合は、細胞内で増殖する事は確認できたが、M. fortuitum ATCC6841程の顕著な増殖は認めることが出来なかった。最終的に人型結核菌の人マクロファージ内での増殖を見る実験のためには、遅発育菌で効率良く増殖する系を確立しなければならないので、他の遅発育菌でも今後実験を行う予定である。またU93細胞での実験は現在検討中で未だ成功していない。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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