Project/Area Number |
07670386
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Immunology
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Research Institution | Japanese Foundation For Cancer Research |
Principal Investigator |
濱田 洋文 財団法人癌研究會, 癌化学療法センター・分子生物治療研究部, 部長 (00189614)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 聰 財団法人癌研究會, 癌化学療法センター・分子生物治療研究部, 研究員 (00280628)
花田 賢一 財団法人癌研究會, 癌化学療法センター・分子生物治療研究部, 研究員 (70280625)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | 抗原提示 / 樹状細胞 / T細胞活性化 / CD82 / モノクローナル抗体 / 発現クローニング / 腫瘍ワクチン |
Research Abstract |
当研究では、抗原提示細胞の機能修飾による免疫誘導療法を開発することを目的とする。本年度はその基礎となる抗原提示とTリンパ球活性化のメカニズムの解析を行ってきた。a) GM-CSFプラスIL-4腫瘍ワクチン療法の作用標的として、私たちは抗原提示細胞、特に樹状細胞を考えている。当研究では、GM-CSF産生腫瘍を接種した担癌マウスの脾臓から、樹状細胞を分離培養する方法を開発し、樹状細胞によって細胞性の腫瘍特異抗原が効果的に提示されることが示された。樹状細胞はマクロファージ系の細胞と協調して、非常に強力なT細胞活性化を行う。本研究ではこの現象を試験管内の簡単なアッセイ系で見られるようにし(constimulation assay)、樹状細胞に発現する未知のT細胞活性化共刺激分子ならびにT細胞側のレセプターの分子クローニングを目的として基礎研究を行った。方法としては、樹状細胞によるT細胞活性化を指標として、抗原提示機能を修飾するモノクローナル抗体を作成し、これをプローブとしてCOS7細胞を用いた発現クローニングを行うこととした。現在までに約200クローンのモノクローナル抗体を得ている。T細胞共刺激分子としてB7(CD80とCD86)が代表的であり、よく研究されている。しかし、本研究の腫瘍ワクチン実験の結果では、CD80、CD86ともに充分な抗腫瘍免疫の誘導が得られなかった。また、私たちの樹立したモノクローナル抗体は大多数がB7/CD28系の分子を抗原としているものではなかった。私たちはB7/CD28系の分子以外に、必須な共刺激分子が存在することを想定して、抗体を用いた発現クローニングを進めている。b) そのうちの1つのクローニン(53H5)は、発現クローニングの結果、CD82を抗原として認識することがわかった。CD82はCD9,37,63,81などと共にTM4スーパーファミリーに属し、TCR・抗原レセプター・Fcレセプターなどと会合する分子として知られている。今後、得られた全長cDNAと抗体を用いて詳しい解析を行う予定である。
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