非神経毒性溶剤によるノルマルヘキサンの神経毒性増強作用に関する研究
Project/Area Number |
07670407
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Hygiene
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Research Institution | 大分医科大学 |
Principal Investigator |
三角 順一 大分医科大学, 医学部, 教授 (40109658)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
青木 一雄 大分医科大学, 医学部, 助手 (60201282)
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Project Period (FY) |
1995 – 1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1995: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 2.5-Hexanedione / トルエン / 体内動態 / クリアランス / 血清 / 神経 / 尿 / 相関関係 |
Research Abstract |
ラット108匹を用いて経皮的に、2,5-Hexanedione(2,5-HD)(2.6mmol/Kg)単独投与群、2,5-HD+同モルトルエン混合投与群、2,5-HD+5倍量トルエン混合投与群を作り、投与後0.5,1,2,4,8,16時間後に、血清中及び坐骨神経中2,5-HD濃度をクロマトグラフィーを用いて測定した。また尿中濃度は16時間後のみ測定した。 今回の実験では血清中及び坐骨神経中2,5-HD濃度は、単独投与群よりも混合投与群においてピークも高くまたクリアランスも遅くなり、その効果は混合するトルエンの量が多くなるほど大きくなった。一方血清中2,5-HD濃度と坐骨神経中2,5-HD濃度の比にはどの時間どの群においても有意な差はなく、血清中2,5-HD濃度は坐骨神経中2,5-HD濃度をトルエンの有無に関わらずよく表していた。 また血清AUCと尿中濃度の相関係数は0.75であり、トルエンの混合に関わらず尿中濃度と血清AUCは有意な相関関係にあった。 このように2,5-HD生体内動態にトルエンが与える影響は分布や排泄におけるものではなく代謝を阻害する影響と考えられ、アセトンと同様なものであると考えられる。
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Report
(1 results)
Research Products
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