新たな中枢ミエリン特異的遺伝子群の発見と臨床応用-遺伝性および自己免疫性脱髄疾患への展開
Project/Area Number |
07670713
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Neurology
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
佐古田 三郎 大阪大学, 医学部, 助教授 (00178625)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西村 知也 大阪大学, 医学部・附属病院, 医員
芳川 浩男 大阪大学, 医学部, 助手 (90273680)
藤村 晴俊 大阪大学, 医学部, 助手 (20263246)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | 脱髄 / MOBP / EAE |
Research Abstract |
1)myelin-associated oligodendrocytic basic protein(MOBP)の精製 今までの検討でMOBPは種々の溶媒(種々の水溶液、2-クロロエタノール、トライトン100、クロロホルム/エタノールなど)に不溶性であることが判明した。ギ酸やグアニジンなどには溶けたので、現在グアニジン溶解後sephadex100などを使用し分離を試みている。 2)遺伝性脱髄疾患の解析 5家系の原因不明の白質ジストロフィー家系の患者からDNAを抽出し、MOBPの各エクソンをPCRで増幅した。それらの遺伝子構造を決定したが、アミノ酸の変化を起こす様な変異は見い出せなかった。 3)遺伝子座位の決定 FISH法によりラットMOBP遺伝子座位は8q32にマップされた。中枢ミエリンに異常をきたすことで知られている動物モデルTremor ratとZitter ratの遺伝子座位は10と3の染色体にそれぞれマップされておりMOBPの遺伝子座位とは異なっていた。 4)自己免疫性脱髄疾患の解析 MOBPが精製できていないので、MOBPの一次構造に相補的な合成ペプチド(互いに重なり合う5種類のペプチド)を作製しPJLマウスとLewisラットに免疫し、実験的アレルギー性脳脊髄炎(experimental allergic encephalomyelitis=EAE)の作製を試みた。これらの動物では臨床症状も病理組織学的にも異常は認めなかった。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)