Project/Area Number |
07670909
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Pediatrics
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Research Institution | Tokyo Women's Medical University |
Principal Investigator |
門間 和夫 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (80075233)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村上 智明 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (90256595)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
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Keywords | ファロ-四徴症 / 胎生期 / 肺動脈 / 動脈管 |
Research Abstract |
ビスダイアミンによるファロ-四徴症として,通常のファロ-四徴症,肺動脈閉鎖を合併するファロ-四徴症,肺動脈弁欠損を合併するファロ-四徴症の3種類が生じた。この研究では,これら3種類のファロ-四徴症の肺動脈を,ビスダイアミン投与後の心臓の正常の場合と比較した。 (1)ビスダイアミンにより生じたファロ-四徴症ラット胎仔の肺動脈の研究(N=17)。 これらのラットでは動脈管が存在する。この場合の主肺動脈の直径は対照の90%であり左右肺動脈の太さは対照と差がなかった。 (2)肺動脈弁欠損を合併するファロ-四徴症ラット胎仔の肺動脈の研究(N=17)。 ビスダイアミン投与により生じた肺動脈弁欠損のファロ-四徴症では動脈管が欠如し,主肺動脈の内径は対照の80%,左右肺動脈の内径は対照の135%,162%に増大していた。左右肺動脈の拡張と肺動脈弁輪部分の大きさと相関があり,肺動脈弁輪が大きいほど左右肺動脈の拡張が著しかった。 (3)肺動脈閉鎖を合併するファロ-四徴症ラット胎仔の肺動脈の研究(N=15)。 ビスダイアミン投与により生じた肺動脈閉鎖のファロ-四徴症の胎生期の肺動脈を計測すると,主肺動脈の内径は対照の60%であり,極めて低形成であった。左右肺動脈の内径は対照と差が無かった。 以上の研究により胎生期の各種ファロ-四徴症の肺動脈の大きさが明らかになった。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)