皮膚特異的IL-1β転換酵素遺伝子発現マウスを用いた炎症・細胞死の研究
Project/Area Number |
07670942
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Dermatology
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
清水 正之 三重大学, 医学部, 教授 (70024742)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 実 三重大学, 医学部, 助教授 (90024736)
水谷 仁 三重大学, 医学部・附属病院, 講師 (30115737)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | IL-1β / ICE / アポトーシス / プログラム細胞死 / トランスジェニックマウス |
Research Abstract |
皮膚特異的IL-1β転換酵素(ICE)発現マウスを用いた炎症・細胞死の研究における、モデルマウス作成のため、ICE発現遺伝子を皮膚特異的に発現させる発現ベクターを作成した。皮膚特異的発現のためのプロモーターとして各種のプロモーターをすクリーニングの後,ケラチン14(K14)プロモーターが培養ケラチノサイトを用いた発現に最適であることを決定した。レポーターとしてLacZを挿入し、発現を確認した。K14-ICE発現遺伝子の機能を明らかにするために培養ケラチノサイトへtransfectionし、in vitroでK14-ICE遺伝子の発現により培養ケラチノサイトからのICEの発現を確認した。ICE機能発現にはintracytoplasmic processingによるheterodimer形成が必要である。本ベクターはケラチノサイト内でheterodimer形成し、ICE機能を発現させうることを確認した。さらに、in vitroでrh-prolL-1をIL-1へ転換できることを確認した。さらに、tansfectedケラチノサイトが、apoptotic cell deathを引き起こすことが明らかにされた。この事実に基づいて、マウス卵細胞に注射を行い、現在マウスの誕生の待機中である。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)