コモンマーモセットを用いた、ヒトピルビン酸キナーゼ遺伝子導入造血幹細胞移植:その有効性と安全性の検討
Project/Area Number |
07671177
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Hematology
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
谷 憲三朗 東京大学, 医科学研究所, 助教授 (00183864)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浅野 茂隆 東京大学, 医科学研究所, 教授 (50134614)
谷口 功邦 東京大学, 実験動物中央研究所・霊長類研究室, 室長 (10072406)
高橋 聡 東京大学, 医科学研究所, 助手 (60226834)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
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Keywords | コモンマーモセット / β-ガラクトシダーゼ遺伝子 / 骨髄ストローマ細胞 / 骨髄移植 / PCR法 / レトロウイルスベクター / ヒトR型ピルビン酸キナーゼ遺伝子 / DRB_1 |
Research Abstract |
コモンマーモセット骨髄細胞への大腸菌βガラクトシダーゼ(LacZ)遺伝子導入をレトロウイルスベクター(MFG・LacZ)産生細胞(ψCRIP-MFG-LacZ)の培養上清もしくは産生細胞自身を用いて行い、骨髄造血前駆細胞コロニーレベルへの遺伝子導入効率を比較検討した。これにより多能性幹細胞を比較的反映するCFU-Mixへの導入効率を20%迄上げる条件をマ-モセット骨髄ストローマ細胞を共培養することで決定することができた。一方、コモンマーモセットにおける骨髄移植の条件検討を行い、放射線照射量をマ-モセットへの550rad照射迄は可能であるが、750rad,950radでは致死的であることが明らかとなった。コモンマーモセットを当研究所内で飼育することも可能になり、コモンマーモセット間の個人識別系をヒトDRB1プライマーによるPCR法を用いることで可能であることが明らかとなり、加えてヒトR型ピルビン酸キナーゼ遺伝子(RPK)発現レトロウイルスベクターの作成がほぼ完成した為、今後引き続きLacZ遺伝子導入マ-モセット骨髄細胞ならびにRPK遺伝子導入マ-モセット骨髄細胞の移植実験を行う予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)