Project/Area Number |
07671751
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Urology
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Research Institution | Iwate Medical University |
Principal Investigator |
萬谷 嘉明 岩手医科大学, 医学部, 講師 (20146062)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内山 安男 大阪大学, 医学部, 教授 (10049091)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | ヒト陰茎海綿体 / 勃起メカニズム / VIP陽性神経 / NPY陽性神経 / CGRP陽性神経 / NOS陽性神経 / インポテンス / 静脈閉鎖メカニズム |
Research Abstract |
【結果】 (1)VIP陽性神経は、PGP9.5陽性神経と同様に陰茎深動脈、ラセン動脈、動静脈吻合の周囲、陰茎海綿体小柱内、白膜下の疎性結合組織内に豊富に分布していた。 (2)NPY陽性神経は、陰茎深動脈とその比較的太い枝の周囲、陰茎海綿小柱内に分布していたが、白膜下の疎性結合組織内には認められなかった。 (3)CGRP陽性神経は、陰茎深動脈とその比較的太い枝の周囲には乏しく、白膜近傍の陰茎海綿小柱内、白膜下の疎性結合組織内に比較的限局して分布していた。 (4)NADPH diaphorase陽性神経は、PGP9.5陽性神経の分布とは完全に対応しておらず、ラセン動脈、動静脈吻合の周囲、陰茎海綿体小柱内に多く分布していた。また、NADPH diaphorase陽性反応が海綿体洞やラセン動脈の内皮細胞にも認められた。 (5)NOS陽性神経は、NADPH diaphorase陽性神経とほぼ同様の分布を示した。 【結論】 (1)血液流入系(動脈系)がVIPとNPY、血液流出系(静脈系)がVIPとCGRPという異なる神経伝達物質の組み合わせにより血流調節されている可能性が示唆された。 (2)前述のペプチド作動性神経に加え、NO作動性神経がラセン動脈から海綿体洞の血流調節に密接に関係していることが示唆された。 (3)特に白膜下の疎性結合組織内にPGP9.5陽性神経、VIP陽性神経、CGRP陽性神経を認めたことより、従来の仮説を覆す能動的な静脈系の血流調節機構の存在が強く示唆された。 (4)能動的な静脈系の血流調節機構にNO作動性神経が関与しているか否かについては、今回はNOS染色の試料数が少ないため断定し難く、さらに追試して明確にしたい。
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