• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

性ホルモンで誘導されて、発情行動とLHサージを誘発する蛋白質のクローニング

Research Project

Project/Area Number 07671795
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Obstetrics and gynecology
Research InstitutionKochi Medical School

Principal Investigator

瀬戸 勝男  高知医科大学, 副学長 (70045970)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 高橋 聖一  高知医科大学, 医学部, 助手 (40271093)
奥谷 文乃  高知医科大学, 医学部, 助手 (10194490)
樋口 隆  高知医科大学, 医学部, 教授 (70106326)
Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Keywordsエストロゲン / 視床下部 / mRNA / 性行動 / LH / 蛋白質
Research Abstract

エストロゲンによって誘発されるLHサージは視床下部細胞からのLH-RH放出を介して起こる。しかし、現時点ではエストロゲン上昇とLH-RH放出の間に関与する分子的メカニズムはわかっていない。このメカニズムを解明するために、我々は、視床下部においてエストロゲンによって発現する分子をdifferential displayシステム(RNA map法)にて検出することを試みた。
サンプルとして雌ラット20匹の卵巣を摘出後、10匹にはエストロゲン(40μg)を2回に分けて投与し、その翌日、無処置10匹とともに視床下部を取り出した。また、別に雄ラット10匹を去勢後、同様にエストロゲン処置したものを用意した。これら3群のうち、雌性性行動、LHサージが発現するのはエストロゲンを投与した雌ラットのみである。これら3群の視床下部よりRNAを抽出し、differential displayシステムにより3群間でのmRNAの発現の違いを調べた。
この方法により、エストロゲン処理した雌視床下部にのみ発現するmRNAを2種、エストロゲン無処置の雌のみに発現するもの3種、エストロゲン処置の有無に関係なく雌視床下部に発現する(雄には発現が見られない)もの5種、逆に雄のみに発現するもの5種をそれぞれcDNAの形で得た。特に本研究のテーマである、エストロゲンと雌性性行動およびLH-RH放出の間に関与するであろうエストロゲンで誘導される2種(1TE,2TE)、あるいは発現が抑制される3種(2GS1,2GS2,2GS3)について、塩基配列を決定した。これを基にそれぞれに対してprimer pairを作り、それらの発現が性周期により変化するかどうかRT-PCR法にて調べた。1つ(1TE)を除き、性周期(発情前期10,12,14時、発情期12時、発情間期の視床下部で比較)による変動はみられなかった。1TEに対するprimerを用いたRT-PCRでは、発情前期12時より発情期12時に発現がみられるPCR産物を新しく同定した。現在、完全長cDNA単離を試みている。またこのPCR産物を用いて、ノーザン解析したところ発情前期にのみ特異的に発現するmRNAを観察しており、これについても現在cDNA単離を行っている。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi