老化促進モデルマウス歯周組織の加齢変化-ヒト歯周組織の加齢変化との比較-
Project/Area Number |
07671981
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Morphological basic dentistry
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Research Institution | Iwate Medical University |
Principal Investigator |
佐島 三重子 岩手医科大学, 歯学部, 助手 (40048575)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 歯周組織 / 老化促進モデルマウス / ヒト / 比較研究 / 加齢変化 |
Research Abstract |
当教室では老化促進モデルマウス(SAM)の抵抗系としてSAMR1/Iw、また好発系としてSAMP2/Iwの2系統をそれぞれ約100匹通常状態で、固形飼料と水道水の自由接種で維持している。 ヒトの歯周組織は材料が手に入りにくいという点と、老人のほとんどの例で歯周炎を持っているので生理的な加齢変化の研究にはモデル動物が不可欠と考える。さらに、SAMには老化促進の抵抗系と好発系があり、私共はこれまでに歯周組織においても加齢変化にいくつかの差があることを報告してきた。これらとヒトの場合を比較することにより(Aging of the periodontal tissues in senescence accelerated mouse comparing to those in human, in preparation)、ヒトでまだ報告されていない事実を予見することも可能であると考えられる。 加齢変化としてヒト歯肉では歯肉縁の退縮が知られているが、SAMでも同様に歯肉縁の退縮がみられ、一方、長い付着上皮が形成された。ヒト歯根膜では動脈硬化、歯根膜幅の減少、線維の硝子化、時に石灰化、線維芽細胞数の減少、マラッセの上皮遺残の減少と退行性変化などが知られている。SAMでは動脈硬化の所見はなく、歯根膜幅の減少、線維の硝子化、セメント粒の増加、線維芽細胞数は不変、マラッセの上皮遺残の減少などがみられた。ヒトおよびSAMのセメント質においてセメント質の肥厚が共通していた。ヒト歯槽骨では骨粗鬆症と歯槽縁の退縮がみられるが、SAMでは骨粗鬆症はみられなかったが、歯槽縁は退縮した。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)