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低出力レーザー照射に対する骨原性細胞株の遺伝子発現について

Research Project

Project/Area Number 07671982
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Morphological basic dentistry
Research InstitutionOhu University

Principal Investigator

山本 茂久  奥羽大学, 歯学部, 教授 (10103376)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 高木 茂樹  奥羽大学, 歯学部, 助手 (10226748)
中川 敏浩  奥羽大学, 歯学部, 助手 (60217677)
Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Keywords低出力レーザー / 増殖 / オステオポンチン / in situ hybridization / in vitro
Research Abstract

近年、各種の医用レーザーの開発が進み、それらの臨床応用が活発に行われている。特に歯科領域において、低出力レーザーが口腔領域の疾患、抜歯創の治癒あるいは骨折治療に応用され、その促進効果が報告されている。また、骨原性細胞株は主体における骨芽細胞と同様の過程を石灰化する細胞で、低出力レーザー照射により細胞の増殖および分化に影響を及ぼすとの成果をすでに得ている。しかしながら、低出力レーザー照射後の細胞の骨基質蛋白の遺伝子発現様式については明らかにされておらず、その意義も確立されているとはいい難い。そこで、非照射群、Aモード照射群、Fモード照射群におて骨基質蛋白であるオステオポンチン(OPN)のDNAprobeを用い、in vitroで石灰化能を有する骨原性細胞株におけるOPN遺伝子発現についてin situ hybridizationを用い検討した。
その結果、
1.照射3日目のAモード照射群のOPN DNA量は、非照射群と比較するとほぼ同程度であったにに対しFモード照射群においては他群に比べ発現は強かった。
2.照射5日目のAモード照射群におけるOPN DNA量は、非照射群に比べわずかに発現が認められたものの、Fモード照射群においては発現量は減弱していた。
以上要するに、低出力レーザーは細胞に対し直接作用し、OPN遺伝子は骨芽細胞の初期の段階から発現することが明らかとなった。また、照射5日目にFモード照射群のDNA量が減少していたことは、OPNが骨芽細胞の分化にも関与し、さらに早期に石灰化を促進する可能性を示唆するものである。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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