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発癌性ヘテロサイクリックアミンと細胞成長因子の歯胚の発育に及ぼす影響

Research Project

Project/Area Number 07671999
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Morphological basic dentistry
Research InstitutionAichi Gakuin University

Principal Investigator

亀山 洋一郎  愛知学院大学, 歯学部, 教授 (70113066)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Keywords動物 / 歯胚 / 移植 / ヘテロサイクリックアミン / 細胞成長因子
Research Abstract

ヒトの顎骨では歯胚の発育異常によって、歯原性腫瘍、歯原性嚢胞など種々の歯原性病変が発生するが、それらの発生機序については、まだよく分からないことが多い。本研究では、加熱食品中に存在している発癌物質であるヘテロサイクリックアミンのTrp-p-2、MeIQx、および細胞成長因子であるTGF-α、PDGF、FGFが移植歯胚の発育過程におよぼす影響を組織学的に検索した。実験動物には、近交系雄性ラット、ウイスターキングAを使用した。出生後1日目のラットから下顎第1臼歯の歯胚を摘出した。摘出歯胚は下記の様に、その後の処置の違いによって第1、2、3、4、5、6群の6つに分けた。摘出歯胚を、第1群ではPBS液中に、第2群ではTrp-p-2を含むPBS液中に、第3群ではMeIQxを含むPBS液中に、第4群ではTGF-αを含むPBS液中に、第5群ではPDGFを含むPBS液中に、第6群ではFGFを含むPBS液中に、それぞれ1時間浸漬した。次に、6つの群の歯胚をそれぞれ同腹ラットの背部皮下組織中に2週間移植した後、移植歯胚を摘出して、組織学的に検索した。本実験の結果から、発癌物質のTrp-p-2やMeIQxは移植歯胚では不規則な歯の形成とともに、歯原性上皮の増殖や嚢胞の形成を引き起こすことが推測された。細胞成長因子のTGF-α、PDGF、FGFも移植歯胚では不規則な歯の形成とともに、歯原性上皮の増殖を引き起こすことが推測された。さらに、TGF-αでは嚢胞の形成を引き起こすことが推察された。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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