• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

脂質過剰摂取による弊害とその改善に関する栄養学的研究

Research Project

Project/Area Number 07680007
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 家政学
Research InstitutionOchanomizu University

Principal Investigator

荒川 信彦  お茶の水女子大学, 生活科学部, 教授 (40017223)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 大塚 惠  お茶の水女子大学, 生活科学部, 助教授 (20175243)
Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
KeywordsビタミンC / 脂質過剰 / カルニチン
Research Abstract

近年、脂質の摂取エネルギー比が増加する傾向にあり、これに伴う肥満や成人病が懸念されている。本研究では、ヒトと同様にビタミンCを生合成できないモルモットを脂質添加飼料で飼育を行い、ビタミンC投与による血中脂質改善効果について調べることを目的とした。ビタミンCは脂肪酸の酸化に必要とされるカルニチン(Car)、の生合成に不可欠とされているため、組織・血液および尿中のCar量と血中および肝臓の脂肪酸濃度の変化を調べた。
Car投与時の体内動態に関する検討: モルモットは、4群に分け(対照群、Car10mg,50mg,100mg投与群)、市販固型普通飼料を与えてCarを経口投与し、(0,10,50,100mg/日/匹)、2週間飼育を行なった。この結果、外因性Carは肝臓への取り込みには限界があり、その多くが筋肉へ取り込まれるか、または、尿中に排泄されることが示された。
ラ-ド負荷モルモットに対するビタミンC補給の効果に関する検討: モルモットは2・4週間ラ-ド添加飼料で飼育を行なった後、ビタミンC含有ラ-ド添加飼料で(ビタミンC 50,100,200mg/日/匹)さらに2週間飼育し、解剖後組織および尿中Carの分析を行った。対照群として6週間市販固型普通飼料で飼育した群を設定した。ビタミンC含有飼料により組織中Car量に顕著な影響はみられなかったが、尿中Car排泄量は増加した。しかし、ビタミンC摂取の増加に伴う影響はなかった。さらに、ビタミンC投与により肝臓中の脂肪酸含量の低下が認められた。このことから、脂質過剰摂取時にビタミンCが脂質代謝改善に関与する可能性が推察された。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi