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伸張-短縮サイクル運動の遂行能力を決定する要因

Research Project

Project/Area Number 07680090
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 体育学
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

高松 薫  筑波大学, 体育科学系, 教授 (90015727)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 阿江 道良  筑波大学, 体育科学系, 助教授 (10175721)
Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Keywords伸張-短縮サイクル / リバウンドドロップジャンプ / 跳躍高 / 踏切時間 / 技術的要因 / 体力的要因
Research Abstract

伸張-短縮サイクル(Stretch-shortening cycle)運動の遂行能力は,反動動作をともなう走,跳,投などの各種運動の成績を決定する極めて重要な要因である。研究代表者らは,これまで,伸張-短縮サイクル運動の遂行能力[RDJindex=(1/8・g・ta^2)/tc]は,台高30cmからの浅い膝曲げ動作によるリバウンドドロップジャンプ(RDJ)の滞空時間(ta)と踏切時間(tc)の2変数を用いて評価できること(体育学研究,38:265-278,1993),分子の高い跳躍高を獲得する能力と分母の運動遂行時間を短縮する能力は互いに独立した異なる能力であること(体力科学,44:147-154,1995),および脚の筋力や瞬発力に優れると,高い跳躍高を獲得できる可能性はあるが,運動遂行時間を短縮できる可能性は少ないこと(体力科学,44:147-154,1995)などを報告してきた。本研究では,これらの知見を踏まえて,さらに伸張-短縮サイクル運動の遂行能力に影響する技術的要因について検討した。おもな結果はつぎのとおりである。
(1)踏切前半における足関節の仕事量が大きくなると,あるいは着地に対する時間的空間的な予測が優れると,運動遂行時間を短縮できる可能性がある(体育学研究,40:29-39,1995)。
(2)着地前の膝曲げの先取り動作が適切に行われると,高い跳躍高を獲得できる可能性があるのみでなく,運動遂行時間も短縮できる可能性がある(体力科学,45:209-218,1996)。
伸張-短縮サイクル運動の遂行能力を高めるための体力および技術トレーニング法を確立していくためには,今後さらに,伸張-短縮サイクル運動の遂行能力の発達のしかたを,年齢,性,生活環境,専門に行っているスポーツ種目とその鍛練度などと関連づけて検討することが必要である。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report
  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 図子浩二,高松薫: "リバウンドドロップジャンプにおける踏切時間を短縮する要因:下肢の各関節の仕事と着地に対する予測に着目して-" 体育学研究. 40. 29-39 (1995)

    • Related Report
      1995 Annual Research Report
  • [Publications] 図子浩二,高松薫: "リバウンドドロップジャンプにおける着地動作の違いが踏切中のパワーに及ぼす影響-膝関節角度に着目して" 体力科学. 45. 209-218 (1996)

    • Related Report
      1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-02-26   Modified: 2016-04-21  

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