Project/Area Number |
07680098
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
体育学
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
大築 立志 東京大学, 教養学部, 教授 (30093553)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
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Keywords | 予測 / 時間的予測 / 随意等尺性筋力 / 刺激呈示確率 / 反応時間 |
Research Abstract |
健常な成人被験者を用い、一定時間間隔で3回の音(1kHz,100ms)を与えた後、種々の時間間隔で与えた音刺激(1kHz,300ms)に対して、できるだけ素早く右肘関節屈曲の等尺性随意筋力を発揮する課題を行わせた結果、次のことが明らかとなった。 1)3回の音から刺激までの時間間隔が3回の音の間隔と同じである試行の数を他の2倍にして、呈示確率の大きい予測しやすい刺激時刻を設定すると、筋放電開始潜時からみた筋力発揮開始潜時は、呈示確率の大きい時刻より前に刺激が呈示されると著しく延長し、同時刻より遅れて呈示された場合には、呈示確率を等しくしたコントロール条件と等しい一定値を示した。2)発揮筋力持続時間は、予測より早く刺激が呈示された場合にはコントロール条件より短く、逆に予測より遅れて刺激が呈示された場合には延長する傾向を示した。3)発揮筋力の最大値は刺激呈示時刻の早遅によらず一定であり、しかもコントロール条件より大きかった。 以上のことから、ヒトの脳は筋力発揮の開始、停止、及び発揮筋力量の3つを独立にプログラムしている可能性が示唆された。
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