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内臓脂肪型肥満にみる有酸素性トレーニングの効果

Research Project

Project/Area Number 07680148
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 体育学
Research InstitutionChukyo University

Principal Investigator

北川 薫  中京大学, 体育学部, 教授 (00012493)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Keywords肥満 / 内臓脂肪 / トレーニング
Research Abstract

14週間の有酸素性トレーニングが内臓脂肪を含む体脂肪分布に与える影響について検討した。被検者は成人肥満男性8名で、14週間のトレーニング期間中、1回が約90分、強度は60%HRmaxでの自転車漕ぎとトレッドミル歩・走行と行なわせた。14週間の平均トレーニング回数は3.2回/週であった。なお、トレーニングだけの効果を明らかにするために、食生活がトレーニング中に変化しないように指導し、チェックした。トレーニング後、体重は2.0kg有意に減少した。全身の脂肪量は2.4kg有意に減少した。これより体重の減少は脂肪の減少によるものと判断された。超音波皮下脂肪厚計により皮下脂肪厚は剣状突起下部、腸骨稜上部、肩甲骨下角部などの体幹部で顕著に減少したことが分った。またMRIによる第2腰椎から第5腰椎の平均内臓脂肪面積(以下、V-AT)は、トレーニングにより569.7cm^2から417.0cm^2へと有意に減少した。平均皮下脂肪面積(S-AT)は627.6cm^2から530.9cm^2へと有意に減少した。V-ATの減少率は26.8%、S-ATは15.4%であった。またV-AT・V-AT比は0.90から0.78へと減少傾向を示したものの、その変化は有意ではなかった。これよりトレーニング後においても内臓脂肪型肥満に被検者は分類されたままであった。さらにこの比に有意な変化がなかったことは、トレーニングにより内臓脂肪が優先して減少させられはしないことが分った。しかし、今日の有酸素性トレーニングの内容が肥満の改善に有効であることは確かめられた。今後は、性、年齢に関連したデータを積重ねることにより本研究課題のさらなる発展が考えられる。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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