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理科・数学(算数)授業の要因としての教師および児童生徒の科学観・数学観の調査

Research Project

Project/Area Number 07680212
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Science education
Research InstitutionNational Institute for Educational Policy Research

Principal Investigator

永野 重史  国立教育研究所, 次長 (30000045)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山本 正明  山形大学, 教育学部・附属教育実践研究指導センター, 助教授 (60110095)
Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1995: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Keywords科学観 / 数学観 / 思考の発達 / 理科教育 / 認識の発達
Research Abstract

理科や算数・数学に関する「学力検査」の問題を解くだけならば、定義を暗記したり、公式を使って計算問題を解いたり、実験の事実とその説明を記憶しているだけでもよい成績をとることができる。だが、そのような種類の問題解決ができたからといって、正しく科学を理解しているかどうかは判定できない。
本研究では、(1)授業を観察し、授業の展開がどのようにおこなわれるか、用語の解釈を教科書の説明に頼らず、児童の自由な発想に従っておこなっているか、児童がよく考え、それなりの根拠のある「誤答」をとりあげて、学級でさらに検討しているか、など、授業中に起こる具体的な活動や判断をもとに、教師の科学観を探るとともに、質問紙法における反応と、授業における活動との関係をみた。(2)また、児童生徒の科学観を調べるための、M.C.リンの質問紙を参考にして、理科の教科書の記述は、時代が変わっても変わらないか、同じ事象を科学者が研究すれば、誰の結論も同じになるか、自己の研究と他の研究者の研究との照合、比較など、科学者の探求活動に関する見解;科学者に向いている人間の特徴に関する判断;科学の学習と日常生活との関係に関する判断等々に関する児童の考え方を探った。また、科学に関する児童との自由討論を通して、児童の科学に関する考え方や、理科の授業でどのような点(疑問の発生、実験による検証、クラスメートの説得など)が面白いかについての態度を調べている。
これらの調査の結果として、教師の中には、授業を通して、試験向けの学力向上にとどまらず、好ましい科学観を児童にもたせることに成功している者がいることがわかった。また、数学については、やや計算重視の傾向がみられた。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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