気象衛生画像を対象とした多次元データの効率的な情報処理方法の研究
Project/Area Number |
07680420
|
Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
情報システム学(含情報図書館学)
|
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
工藤 純一 東北大学, 大型計算機センター, 助手 (40186408)
|
Project Period (FY) |
1995
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
|
Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
|
Keywords | 多次元画像 / 気象衛星ノア / 森林環境 / 4次元同次処理 / 画像カテゴリ / 時系列処理 / 動態解析 / 可視化 |
Research Abstract |
本研究は、既に提出してある研究実施計画に基づいておこなわれた。以下に研究実績の概要を述べる。 1.多次元画像処理の基本要素機能の整理 気象衛生ノアの多チャンネル画像に着目し、その新しい処理方法を開発して(1)極東地域の森林火災検出を試みた(発表済)。また、(2)北アジアにおける森林環境の動態解析に応用した(発表済)。さらに、(3)時系列処理による画像解析を試みた(発表済)。これらの成果から多次元処理に必要な基本要素機能はほぼ整理できたので、論文誌への投稿を準備している。 2.マルチ・チャンネル画像の解析表示 解析次数が3を越える4次元同時処理での可視化機能の実現については、4次元情報を3次元に投影する方法を開発した。この方法を用いれば、従来困難であった画像カテゴリの分類が衛星画像処理に初心者でも容易に行えることが分かった。この成果は発表予定であり、国内外の論文誌への投稿準備中である。 3.地球環境観測のパイロットシステム 上記1および2の成果から地球環境観測のパイロットシステムを構築中である。現在、計画している機能の半分以上は完成しているが、ノア衛星の生データを処理する過程で遅れが生じているため、今後もシステム開発を継続する予定である。 4.衛星以外の地上での観測情報の収集 ロシア科学アカデミーシベリア支部森林研究所との合意により、シベリア地域での地上観測データの提供を受けた。また、今後の共同観測体制を確立した。
|
Report
(1 results)
Research Products
(6 results)