Project/Area Number |
07680471
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
社会システム工学
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Research Institution | Okayama Prefectural University |
Principal Investigator |
亀山 嘉正 岡山県立大学, 情報工学部, 教授 (90032953)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
倉重 賢治 岡山県立大学, 情報工学部, 助手 (90264910)
林 篤裕 岡山県立大学, 情報工学部, 講師 (70189637)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | フォールトツリー解析 / クリティカリティ重要度 / 一対比較法 |
Research Abstract |
プロセスプラントの安全対策を実施する効果的な準備作業として、フォールトツリーのクリティカリティ重要度は、トップ事象の発生を抑制する効果の大きな順番に基本事象を順位づけることができる。 1.これまでに、基本事象の発生確率データの入手が困難な場合には、対象システムに携わっている熟練者のもつ感覚的知識を活用し、複数の基本事象の相対的発生確率を一対比較法により算出する方法を提案していた。本研究では、対象システムに対して生成された複数のフォールトツリーのトップ事象が発生したときに、システムが受けるダメ-ジに相対的な重みを付ける方法を提案した。さらに、トップ事象によりシステムが受けるダメ-ジの相対的な重みを考慮して、フォールトツリーに関係するすべての基本事象の主観的クリティカリティ重要度を総合的に評価する方法を明らにした。 以上の準備のもとに、主観的総合クリティカリティ重要度を算出するソフトウェアを開発した。 2.刈払機用小型エンジンを対象として、検討すべき複数のトップ事象に関連するフォールトツリーを作成した。これらのツリーに含められているすべての基本事象に対する主観的クリティカリティ重要度を、1.において構築したソフトウェアを用いて、総合的に評価した。その結果、ある基本事象が、複数のフォールトツリーに共通して存在しているとき、それぞれのフォールトツリーでの主観的クリティカリティ重要度の値が小さくても、主観的総合クリティカリティ重要度の値は大きくなり、システム全体から見たときの対策を検討すべき基本事象の優先順位が高くなることを、定量的に確認できた。
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