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皮膚電気活動を用いた覚醒水準と情動の計測制御に関する研究

Research Project

Project/Area Number 07680945
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Biomedical engineering/Biological material science
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

山本 尚武  岡山大学, 工学部, 助教授 (50032941)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Keywords皮膚電気活動 / 皮膚インピーダンス / 入眠抑制制御 / 入眠促進制御 / 睡眠制御 / 情動制御
Research Abstract

生理指標の一つである手掌における皮膚電気活動(EDA)は心理的な活動を表すものとして良く知られているが、これは覚醒水準や情動とも深いつながりを有している。そこで皮膚電気活動を用いた覚醒水準と情動の計測制御システムを実現するための検討を行った。
先ず、このEDA測定のための皮膚インピーダンス(SIL)測定装置をコンパクトに組み上げパソコンボード内に設置可能にした測定装置を製作した。生理指標SIL、覚醒水準指標、計測制御システムの内部状態などの関係を詳しく検討するために多チャンネル信号記録用のデータレコーダを導入し、これらの計測装置、制御装置およびデータリコーダとパソコンを接続するためのインターフェイスを完成させた。入眠抑制用の音刺激として単純なブザ-およびファジイ推論を用いた場合について抑制効果を比較検討した結果、ほぼ満足出来る結果を得たが、個体差に応じてパラメータのレベル設定を加減する必要があり、それをいかに法則化するかが今後の課題である。覚醒水準を低下させて入眠に導くためには音楽や単純な音刺激があり、覚醒レベルの変化に応じてこれらの音刺激を変えていく方法を試行したが、なお引続き検討中である。情動制御に関しては情動状態の評価が重要である。刺激としては音楽を使用し、その情動に及ぼす影響について検討した結果、精神状態に大きな影響を及ぼすことが確認できた。情動には多面性があり、これをいかに整理統合出来るかが、本研究の発展の鍵であることがわかった。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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