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1990年代アメリカのハイスクールにおけるキャリア選択援助の動向とその特質

Research Project

Project/Area Number 07710199
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Educaion
Research InstitutionChuogakuin University

Principal Investigator

藤田 晃之  中央学院大学, 商学部, 講師 (50261219)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1995: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywordsアメリカ教育 / 中等教育 / ハイスクール / キャリア選択 / キャリア開発 / 進路指導
Research Abstract

本研究では、1990年代のアメリカ合衆国のハイスクールにおけるキャリア選択援助の動向とその特質を探ることを目的とした。この目的を達成するため、本研究では、各州教育庁に対して2回にわたる悉皆調査を行った。まず9月に、各州の担当者を特定し、担当者から本研究の趣旨の理解と調査への協力の承諾を得るため、キャリア選択援助部局に対する書状を送付した。その後、承諾を得た34州に対しては担当者宛、返答の無かった16州に対しては再び部局宛に具体的質問事項を送付し、関連資料の送付及び質問に対する回答を求めた。現在20州から具体的資料の送付を受けている。
本報告書提出後も新たな資料の到着が予測されるが、現時点における本研究の成果として、次の3点は極めて重要であろうと思われる。
1 キャリア選択援助施策の活発化-特に低学力の生徒に対して、ハイスクール卒業後の就職とその後の職業人としての生活に関する展望と計画をもたせ、雇用価値のある技能を習得させることを核としつつ、学力の向上も併せて企図するキャリア選択援助が多くの州で実施に移されている。
2 州レベル施策に見られる多様性の拡大-かつて全米的展開のあったキャリアエデュケーション運動では連邦の強い指導性が発揮され、全米的に強い類似傾向をもった施策が展開された。しかし、現在推進されている州レベルでのキャリア選択援助施策は、理念(職業人としてのキャリア形成を主軸とするのか、ひろく「生き方」援助を目指すのか等)においても、実施の方策(一般教科との関係、関係各教職員の権限、地域社会との連携等)においても、州ごとに多様性が見られる。
3 コンピュータによるキャリア情報提供の普及-(2)において指摘した多様な施策が展開されている中で、コンピュータによるキャリア情報提供のためのシステムが広く運用されている点は、例外的に州の枠を越えた全米的傾向と言える。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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