Project/Area Number |
07710217
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Educaion
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Research Institution | National Institute of Special Needs Education |
Principal Investigator |
勝間 豊 国立特殊教育総合研究所, 教育工学研究部・教育工学研究室, 研究員 (30270458)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | CG / 障害児教育 |
Research Abstract |
現在のコンピュータは高性能化により専門家以外でも簡単に扱えるようになってきた。そして、学校教育の現場にもこれらの情報機器が積極的に導入されてきている。しかし、特殊教育の分野に於いては、それ程積極的に導入されているとは言い難い。 そこで本研究は特殊教育に於いてコンピュータをどのように利用できるか、について隣接する国立久里浜養護学校の児童生徒(障害児)及び担当教師の協力を得て検討を行った。初めに担当教師の考え方や生徒が興味を持ちそうな内容について調査及び検討した。 その結果、担当教師は導入に対し積極的であり、その目的として児童生徒の注意を引きつけること、正誤判断を正しく認識すること、その日の時間割とスケジュール内容の確認、児童生徒の意志を伝えるため(何をしたいのか?)のコミュニケーションツールとして利用できないか、ということであった。更に、担任教師にとっては扱いが簡単であり、機能が単一でなく個々の児童生徒に細かく対応可能であることが望まれていた。 これらの調査結果を基に、IDLを用いてコンピュータ・グラフィックスによる教材の作成を始めた。この時、ストーリやキャラクタのデザインは基本的に担当教師の協力を得た。本来は生徒児童自身に依頼したかったが、児童生徒が重度重複障害であるために難しかったからである。これらの調査結果とCG作成の途中経過報告のため、平成7年11月の「日本教育工学会第11回全国大会」に於いて発表を行った。発表後はCGの作成を続けると共に、改良点等の調査を続けている。
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