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組織的知識獲得過程に関する計算機モデル作成およびシミュレーション

Research Project

Project/Area Number 07730061
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Business administration
Research InstitutionHitotsubashi University

Principal Investigator

神岡 太郎  一橋大学, 商学部, 助教授 (30202021)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywordsマン・マシンインターフェース / エージェン / HCI / 意思決定
Research Abstract

[研究実績の内容]
本研究の目的は、一つの組織を情報処理体と見なし、その情報環境で、各エージェントがいかにして情報や知識を獲得したり意思決定していくかを計算機上でモデル化することにある。ここでは、具体的なシステムとして複数のエージェントが協調し合いながら、動的環境の中で目標地点までのルートを作成する計算機モデル(実際には移動用ロボットに搭載することを念頭において)を作成した。各エージェントはそれぞれ環境認識機構をもち、自分に必要な精度と範囲で地図やルート作成のための情報を生成する。これらのエージェント間には基本的には階層関係が存在するが、それは基本的は上位のエージェントが生成した情報を下位のエージェントがリソースとして利用することによるもので、意思決定の独自性と並列性は保たれている。上位のエージェントが作成した大まかなルートは、より細かい、精度の高いルートを作成する下位のエージェントに影響を与えるが、下位のエージェントは環境情報に基づき独自の判断を加えて、より具体的なルートを作成する。また、各エージェントは過去のルート作成での経験を個別に知識として蓄えられるようになっている。なお、この研究の一部はAI学会誌で発表されている。
また現在、本研究をマン・マシンインターフェースに応用できないかという点が検討されている。計算機上の複数のエージェントが計算機外のエージェント、つまりユーザである人間の作業をサポートするようなシステムとその枠組みについてである。具体的には複雑なルート設定を人間が行うとき、計算機プログラムが協調して、それをサポートするというモデルを現在念頭におきながら開発を始めている。さらに、試験的にこのような協調型インターフェースが教育工学へ応用できるかという点についても調査を行っている。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report
  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 神岡太郎、安西祐一郎: "「目的志向性と環境変化に柔軟なコントロールを備えた多層型ルートプランナー」" 人工知能学会論文誌. 10. 933-941 (1995)

    • Related Report
      1995 Annual Research Report
  • [Publications] 神岡太郎: "「Constructivismに基づく新しい学習環境」" 一橋論叢. 112(発表予定). (1996)

    • Related Report
      1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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