渇水時貯水池操作における流量予測精度と意思決定精度との相互関係分析モデルの構築
Project/Area Number |
07750596
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
水工水理学
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
堀 智晴 京都大学, 工学部, 講師 (20190225)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1995: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 渇水 / 貯水池操作 / 流量予測 / 降雨予測 / 意思決定 / ファジィ理論 / ファジィ意思決定 / ダイナミックプログラミング |
Research Abstract |
本研究では,渇水時貯水池操作における意思決定基準の持つ曖昧性と貯水池流入量予測情報のもつ不確実性とが,意思決定過程に与える影響を分析するため,ファジィ意思決定手法を用いた渇水時貯水池操作モデルを開発した.本研究の具体的な成果は,以下の通りである. 1.意思決定基準の持つ曖昧性を放流量決定過程に取り込むため,貯水池の目標放流量・目標貯水量をファジィ集合で表現した.また,貯水池流入量予測情報の持つ不確実性を予測情報の形態に応じて,確率論的に取り扱う場合とファジィ的取り扱いの必要な場合にわけ,前者の場合を「確率システムに対するファジィ意思決定問題」,後者の場合を「確率システムに対するフィジィ意思決定問題」として定式化した. 2.1.で定式化した放流量決定問題を解くために,ファジィダイナミックプログラミング手法を応用したアルゴリスムを開発した. 3.近年,貯水池への流入量の長期間予測に,ファジィ理論やニューラルネットワークを用いた手法が提案されつつあることを考慮し,流入量予測情報をファジィ集合で与えるモデルとして,ファジィ回帰モデルを用いた貯水池流入量予測手法を開発した. 4.仮想貯水池系を対象として,種々の精度を持つダム流入量予測モデルならびに意思決定基準のもとで,放流量決定計算を行なった.ここでは,特に,解のもつ曖昧性を表す指標として,同一目的関数値を与える放流量(解)の幅に着目した解析を行なった結果,意思決定に用いる予測情報の精度と意思決定基準の曖昧性の間には,一定の均衡点があることがわかった.
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)