Project/Area Number |
07750683
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Architectural environment/equipment
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Research Institution | Fukuyama University |
Principal Investigator |
上谷 芳昭 福山大学, 工学部, 講師 (00258302)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 光環境 / 照明設計 / 建築設計 / 照明計算 / 実態調査 |
Research Abstract |
本研究の目的は、建築の計画・設計過程において、光環境の予測・評価法の研究成果がスムーズには実用化されない原因を、研究者と実務者に対する実態調査により明らかにすることである。 まず、研究サイドすなわち大学および民間の研究機関の光環境研究・開発者を対象に、これまでの研究成果の概要とメリット・ディメリット、それの建築・照明設計における位置づけと役割などについて、アンケート調査を実施した。また、実務サイドすなわち建築事務所、ゼネコン等の建築設計者、設備技術者を対象に、建築の計画・設計の過程で光環境がどのように取り扱われるのか、どのような予測・評価法が用いられているのかについてアンケート調査を実施した。研究サイドおよび実務サイドの調査結果を、建築種別、設計業務、建築生産段階など様々な観点より総合的に分析し、建築空間における光環境の要件に対する研究者と実務者の意識の相違、実務者の求める予測・評価法の機能と研究者の提案する機能や精度の不適合などをあきらかにした。 今後は、建築・照明設計の実務の場で活用されるためには開発される光環境の予測・評価法が満たしているべき要件を構想し、光環境の研究の基礎資料とする。
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