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新興繁華街の実態とその発生・変容メカニズムおよび将来像に関する研究

Research Project

Project/Area Number 07750697
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Town planning/Architectural planning
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

阪田 弘一  大阪大学, 工学部, 助手 (30252597)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords繁華街 / 施設分布 / 通行量調査 / 認知マップ / 圏域
Research Abstract

■調査対象地域:大阪市中央区アメリカ村
■研究方法:
1)アメリカ村と周辺地域における施設分布とその経年変化を住宅地図等の文献および現地調査により明らかにし、アメリカ村の位置づけを行った。
2)アメリカ村の利用者の行動を把握するため利用者の最も多いと予想される休日における通行量調査を行った。
3)利用者のアメリカ村に対する意識を探るために「アメリカ村と思われる範囲」について認知マップ調査を行い、現地利用者の認識するアメリカ村の圏域および利用者の属性や来街目的などを調査した。
4)施設分布と通行量・認知マップの指摘率との相関関係を求めることにより中心的役割を持つ施設を明らかにするとともに、その分布状況、通行量、認知マップを基にアメリカ村の現在の圏域を見いだした。
■研究結果:「アメリカ村」と呼ばれる繁華街をほぼ含むと考えられる西心斎橋1・2丁目は、現在北側の1丁目がブティック、南側の2丁目が飲み屋が主要施設になっており1丁目と2丁目の境界を東西にメインストリートが通っている繁華街である。近年では、特に1丁目のブティックの増加率が高い。通行量調査からは、メインストリートを中心に南北へそれぞれ回遊動線があり人が循環しているのが分かった。10代が7割を占める来街者の認知マップから、幹線道路や川、高速道路などのエッジが認知に影響を与えているのが分かった。また1丁目は多くの人がアメリカ村として認知しており、2丁目は認知に個人差が見られた。これらを重ね合わせると、「アメリカ村」とは主にブティックを主要な施設とし主な来街者が10〜20代という特性を持った繁華街であり、その圏域は幹線道路と川、高速道路というエッジに囲まれた地域に納まる。歩行者の回遊性や歩行限界を考えると、将来それらのエッジを越えて「アメリカ村」が広がる可能性は少ないと考えられる。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report
  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 光永隆志・相原士郎・吉村英祐・横田隆司・阪田弘一: "新興繁華街における施設分布の変容過程とその圏域構造に関する研究-大阪市中央区アメリカ村を対象に-" 日本建築学会近畿支部 論文報告集 第35号・計画系. 35. 461-464 (1995)

    • Related Report
      1995 Annual Research Report
  • [Publications] 阪田弘一・相原士郎・吉村英祐・横田隆司・光永隆志: "新興繁華街における施設変容とその圏域構造に関する研究-大阪市中央区アメリカ村を対象に-" 地域施設計画研究 13. 13. 281-286 (1995)

    • Related Report
      1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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