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キラルカリックスアレーン誘導体の合成とその不斉認識能

Research Project

Project/Area Number 07750946
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Synthetic chemistry
Research InstitutionGunma University

Principal Investigator

岡田 行弘  群馬大学, 工学部, 助教授 (80211118)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1995: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywordsフアン / キラル / 不斉認識 / レセプター
Research Abstract

剛直な大環状ファンの4つの水酸基に位置選択的にメチル基、エチル基やイソプロピル等の置換基を導入し不斉分子へ誘導する方法として異なる二つの方法論を見いだした。1)対応するハライドを用いる一段階合成法は置換基がメチル、エチル、プロピル基と大きくなるとラセミ体の二置換体が主として生成する。さらに、加える塩基を弱くすることでキラル体の選択性を向上できることも明かとなった。2)四置換体から不斉分子を合成する方法は、温和な四臭化チタンを用いる条件が最も効率的であった。メチル、エチル四置換体ではまずラセミ三置換体が優先的に生成し、さらに反応すると三置換体の減少につれてラセミ二置換体が生成してくることがわかった。このようにして得られたラセミ体の三さいし二置換体は液体クロマトグラフィーで完全に光学分割できた。分割した分子の残りの水酸基に捕捉部位となりうる官能基を導入する条件を検討した。酢酸エチル残基や鎖長の異なるポリエーテル鎖(n=3以上)を収率よく合成できた。得られた化合物の不斉認識能をアンモニウム塩の抽出で検討した結果、反対のキラリテイーを持つ1-フェネチルアミンを効率良く抽出することがわかった。また、アルカリ金属も良く抽出し環サイズが小さくなるにつれ、イオン径の小さいイオンを選択することがわかった。以上の様に今年度の課題は全て達成された。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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